資産運用が必要な理由は?資産運用しないとどうなる?


この記事では資産運用が必要な理由と、資産運用をしないとどうなってしまうのかについて詳しく解説していきます。

近年資産運用の必要性について話題になっていますが、そもそもなぜ資産運用が必要なのか知らない人も多いはず。

「老後に2000万円必要だから?」

「景気が良くないから?」

資産運用が必要な理由に対して、ぼんやりとしたイメージはあるかもしれません。

将来のためにお金を増やしておくのも、資産運用が必要な理由の1つ!

しかし、「お金が必要ならコツコツ貯金すればいいのでは?」と考えている人もいるのではないでしょうか。

なぜ貯金ではなく資産運用が必要なのか、資産運用をしないと将来どうなってしまうのかを知って、今やるべきことを明確にしていきましょう!

こんな人におすすめの記事です
  • 資産運用の必要性がわからない
  • 資産運用をしないとどうなるのか知りたい
  • 貯金ではなく資産運用をする理由を知りたい

資産運用が必要な理由

資産運用とは、簡単にいうと「お金を増やす」手段の1つです。

ただ将来困らないようにするだけでなく、今の生活を守るためにも資産運用は必要になります。

資産運用が必要な理由は、主にこの2つです。

資産運用が必要な理由

・円安と物価高騰で支出増
・低金利でお金が増えない

主な理由をもとに、「資産運用」が必要な理由をさらに詳しく解説していきます!

円安と物価上昇の影響

資産運用が必要な理由の1つに、円安や物価上昇が挙げられます。

円安や物価上昇の影響から、出ていくお金は増えていくばかり

一方で給与水準は上がっていないので、当然のように支出ばかりが増えていくと生活は苦しくなります。

円安が進んでいる理由は、アメリカとの金利の差にあります。

金利の高い通貨は上昇していきますが、金利の低い通貨はどんどん価値が下落していきます。

円安は、物価上昇にも影響を与えています。

円安により海外からの輸入コストが上がっているため、エネルギーや食品など輸入に支えられているものは値上げをしなければ企業は利益を確保できなくなっています。

物価上昇を感じる身近なものといえば、食品の値上がりです。

たとえばお菓子などでは値上げだけでなく、中身が少なくなったり小さくなったりもしているのを実感している人も多いのではないでしょうか。

しかし、海外の物価は日本よりも急速に上昇しているため、日本の物価上昇率は世界的に見ると低いのが現状です。

そのため今後も物価上昇は続く見込みがあり、さらに支出は膨らんでいきます。

同じ1万円を稼いでいても、物価上昇の影響により円自体の価値は下がっています。

稼いだ1万円を封筒にいれて貯金していても、将来実際の価値は下がってしまうため、資産に変えておくことで価値の下落を防ぎましょう!

根拠のある増やし方で資産を形成

これまでは銀行に預けているだけで金利がつき、15年間100万円預けているだけで倍の200万円になる時代もありました。

現在は低金利の影響から、100万円を15年間預けたとしても101万円にしかならず、わずか1万円しか増えません。

そんな低金利でもお金を増やす方法が、資産運用です!

単に増やすだけなら、ギャンブルでもいいのではと思う方もいるかもしれません

しかし、ギャンブルの主催者である胴元が必ず儲かる仕組みなので、たとえ宝くじをすべて購入してもマイナスになるようになっています。

また、増える仕組みに根拠もないため、資産を形成が確実ではありません。

一方で資産運用は、そもそもマイナスを前提とて作られておらず、世界情勢などの根拠に基づいて予測ができるため仕組みを理解していればコントロールして増やすことができます。

銀行に預けても増えない時代だからこそ、資産運用が必要なんです!

資産運用をしないとどうなる?

資産運用をしないとどんなことになるのか、想像がイマイチできていない人も多いのではないでしょうか。

資産運用をしたからといって、今すぐに手元のお金が倍になったり働かなくて良くなったりするわけではありません。

しかし、資産運用をしていないと将来お金がなくてできないことが増えたり、ずっと働かなくてはならない生活が続く可能性はあります。

資産運用をしない場合どうなるのか、詳しく解説していきます

お金を守ることができない

先ほど紹介した円安や物価上昇の影響、金利の低下から、資産の価値が下がってしまい支出ばかり増え、お金を守れなくなります。

円安で物価上昇が起こることで、同じ100円でも5つ買えていたものが翌年には3つしか買えない状態になる可能性もあります。

また、金利が低いことから、100円を銀行に預けていても翌年に120円になることはなく、変わらず100円です。

もし物価上昇につき収入も上がっていれば生活が苦しくなることはないかもしれませんが、年々給与水準は下がっているため資産価値も生活水準も下がっています。

資産運用をしていないと、物価上昇に対応できないばかりか手元にある資産価値まで下がっていってしまいます。

今あるお金を他の資産に置き換えて運用しておくことで、資産価値の目減りを防ぐことができます。

将来に必要なお金が把握できない

資産運用をしている多くの方が、将来に必要なお金を目標に運用する金額や運用方法を決めています。

しかし、資産運用をしていないと将来に必要なお金を把握していないまま、お金が必要なライフイベントを迎えてしまうことになるでしょう。

逆にいえば、将来に必要なお金を把握できていれば資産運用を始めているといっていいほど、資産運用は重要なものだとわかりますね!

また、貯金だけなら毎月たくさんのお金を積み立てなければ達成できないような金額でも、資産運用であれば貯金額より少ないお金の運用で同額の資産を形成することでもできます。

備えておきたいライフイベント
  • 結婚
  • 子育て
  • ペットを飼う
  • 家を買う
  • 車を買う
  • セカンドライフ(老後)

ライフプランを立てておくことで、将来に必要なお金がどのくらい必要なのかが見えてきますね!

ライフプランとお金について考えることは、海外ではすでに当たり前のことになっています。

日本は世界一の貯金大国とも言われており、個人資産のほとんどが現金や預金として置かれており、半分以上の割合を占めています。

一方で海外では貯金は12%にとどまっており、資産運用が基本であることがわかります

日本とは異なり、アメリカでは半分以上が資産運用の株式や投資信託として保有されているのです。

日本とアメリカでは投資の意識に差があることがわかりますね!

保守的な考え方では、資産にも大きな差が出てしまいます。

アメリカでは医師や弁護士に次くらい地位の高い職業として、ファイナンシャルプランナーが挙げられるほど、お金について日々考えているのです。

将来について考え、豊かに生きていきたいと思っているのは日本人も同じはず!

資産運用をせず費用が準備できないために何かを諦めてしまうことがないよう、あらかじめお金について考えおくことが大切です。

マネープランを計算して将来に備えよう!

この記事では資産運用が必要な理由と、資産運用をしないとどうなってしまうのかについて解説しました。

資産運用が必要な理由として、円安や物価上昇、低金利が挙げられました。

このような理由は、個人が解決できるレベルではないため、個々で対策をする必要があります。

また、対策として資産運用がありますが、資産運用はすぐにお金が手に入るものではないため、「1ヶ月で100万円の利益!」とうたうような怪しいものには手を出さないよう注意しましょう!

資産運用の必要性を感じるためにも、まずはライフプランを立てるとともにマネープランも計算していきましょう。

マネープランから将来に必要なお金が把握できるため、運用方針が見えてくるようになります。

ぜひこの記事を参考に資産運用を始めてみてくださいね!

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